堀田佳男 Profile
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カテゴリー: 国際政治 ― 2018年8月27日
マケインとの思い出

ジョン・マケインが亡くなった。過去20年以上、私は何度となく彼の演説を聞き、2000年大統領選では短い時間だったが話をする機会があった。

老練でありながら、けっして尽きないような活力を携えていた。話をするときは澄んだ瞳をこちらにむけて、眼球をつかまれるかのような迫力があった。

1967年にベトナム戦争に従軍したとき、パイロットだったマケインは撃ち落されて大ケガを負う。両手を骨折し、ベトナム兵に助けられるが満足な治療をしてもらえず、右手は生涯肩の高さよりも上にあげることができなかった。

1982年に連邦下院議員になり、87年からは上院議員として30年以上も再選しつづけた。共和党の議員でありながら、重要な社会政策では民主党主導の法案に賛成票を投じる人だった。トランプがオバマケアを廃止する法案の採決時も、トランプに反旗を翻した。

2000年の大統領選ではブッシュに敗れたが、ブッシュの任期がおわる2008年にまた大統領選に出馬。

Sen. John McCain, the Republican candidate for president in 2008, greets supporters at a rally in Prescott, Arizona, on the day before the general election. MUST CREDIT: Washington Post photo by Melina Mara

共和党の正式候補になったが、今度はオバマに大差をつけられて負けた。

しかし撃ち落されても諦めず、なんども這い上がってくるエネルギーには感服させられた。そして稀に見るほどの野心家だった。自身が思ったことは世界中を敵にまわしても貫き通すほどの強い信念の持ち主だった。

どれほど大統領になりたかったことか。トランプではなくマケインになってほしかったくらいだ。(敬称略)

カテゴリー: 国際政治 ― 2018年8月22日
ロシア疑惑(11)ートランプ周辺の罪人たち

トランプの周囲にいる(いた)人間の罪が次々に暴かれている。

まず21日、2016年大統領選でトランプ選挙対策本部の本部長だったポール・マナフォートに有罪判決がだされた。昨年10月に起訴された時、マナフォートはウクライナ政府から違法な資金提供を受けていただけでなく、脱税なども含めて18もの罪状があった。

昨日、そのうちの8つで有罪になった。18の容疑すべてで有罪になると刑期は最長で305年とも言われていたが、半分ほどであっても死ぬまで出所できない可能性がある。

アメリカの司法の厳格さには頭がさがる。トランプが大統領として恩赦を与えることも考えられるが、裁判所が許すかどうかは微妙だ。

もう1人は今年5月までトランプの弁護士だったマイケル・コーエンである。実はコーエンが有罪になったことはマナフォートの収監よりも大きな意味合いがある。というのも、コーエンは10年間にわたってトランプ・オーガニゼーションの代理人をしており、トランプと影で違法行為をしてきた可能性があるからだ。

トランプと関係のあった2女性に口止め料を支払ったり、コーエン自身が法外な顧問料をトランプに請求し、受け取っていた。マナフォート同様、8つの罪で有罪になったが、法律を遵守すべき弁護士が罪をおかしたのである。

今後、トランプの頭痛のタネともいえるロシア疑惑で新たな事実が浮上してくることも考えられる。(敬称略)

 

cohen8.22.18

Photo from Youtube

カテゴリー: 国際政治 ― 2018年7月14日
ロシア疑惑(10)

当ブログでシリーズで書いてきた「ロシア疑惑」。前回書いたのが5月17日で、特別検察官ロバート・ムラーが「トランプを起訴しない」と判断した直後だった。

7月14日(日本時間)になって、司法副長官ロッド・ローゼンスタインがロシア軍の情報当局者12人を起訴したと発表した。トランプの起訴はなくなったが、ロシア政府が2016年の米大統領選に関与していたことを改めて示すことになった。

まだロシア疑惑は終わっていないのだ。

思い出していただきたいが、米司法省は今年2月16日にロシア人13人と3企業を起訴している(ロシア疑惑3)。その時起訴されたのは民間人で、当時プーチンは「ロシア政府は関与していない」と言ったが、今回の逮捕でプーチンの主張は崩れたことになる。

訪欧中のトランプは16日にプーチンと会談する予定で、司法省がトランプに「プーチンを問いただせ」と迫ったことになる。あらためてアメリカの司法省はいい仕事をしていると感心させられる。

ローゼンスタインはいわばトランプ側の人間だが、ムラーを指名してロシア疑惑を捜査させてトランプの関与を洗った。もちろんトランプがロシア政府と絡んで大統領選に関与していたら、トンラプ起訴という流れもあったはずだ。

しかし日本の司法機関が首相安倍にここまで迫れるのか。大きな疑問である。(敬称略)

カテゴリー: 北朝鮮,国際政治 ― 2018年7月13日
金正恩からの親書

trump-kim-letter7.13.18

トランプがツイッターで金正恩からの親書を公開した。

金正恩は最初から最後までトランプのことを「大統領閣下(Your Excellency Mr. President)」と呼び、まるで手もみをして土下座をしているかのようだ。シンガポールで会った時もトランプのことをそう呼んでいた可能性がある。

内容はトランプへの感謝と米朝関係が今後もよくなることを期待し、次回の会談も楽しみにしているという前向きなものだ。これは金正恩の本心であるかにも思える。

核兵器を放棄することはないが、トランプとの個人的な関係は温めていきたいという都合のいい考えで、トランプに「親書をどうか文字通り受け取ってください」との願いが込められている。

トランプは2国間関係の「Great progress(大きな進展)」と手放しの喜びようだが、2人の間に別の取り決めがあるように思えてならない。(敬称略)

カテゴリー: 国際政治 ― 2018年5月17日
ロシア疑惑(9)

日本時間17日午前、米メディアはロシア疑惑で一つの結論がでたと報じた。

2016年大統領選で、トランプ陣営とロシア政府との間に共謀があったかどうかを捜査していた特別検察官ロバート・ムラーが、「トランプを起訴しない」ことをホワイトハウスの弁護士チームに知らせたのだ。

ムラーの究極の目的はもちろん不正を暴くことだが、最終目標としてトランプの起訴があった。だが司法省のガイドラインに従い、現職大統領を起訴することは適切でないと判断したという。

「エッ、いまさらですか」というのが私の率直な反応である。

90年代後半、現職大統領のビル・クリントンが起訴された過去があるからだ。クリントンはポーラ・ジョーンズという女性からセクハラ訴訟を起こされた。

裁判所は一審で、現職大統領であるため起訴は不適切と判断したが、ジョーンズは控訴。巡回裁判所は訴訟を受理してセクハラ訴訟は前進した。最後は示談が成立してクリントンはジョーンズに85万ドル(約9300万円)を支払って幕となる。

けっして現職大統領を起訴できないわけではないのだ。ムラーが起訴を見送った背景には、トランプがロシア政府と共謀していないことがわかったからに他ならない。

ムラーが特別検察官に任命されてちょうど1年。これまで140万ページにおよぶ資料を集め、28人に事情聴取を行ったが「トランプが首謀者」という仮説は崩れたことになる。

昨年トランプの周辺から4人が逮捕されたが、それ以上は前へ進まなかった。捜査はこれからも継続されて、最後報告書がだされる予定だ。トランプの起訴がなくなったことでロシア疑惑はほぼ終わりを迎えつつある。(敬称略)