堀田佳男 Profile
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メタ情報
カテゴリー: 北朝鮮 ― 2017年8月29日
イタズラ小僧の石

comic8.29.17

Picture from Twitter

北朝鮮がまたミサイルを発射した。

イタズラ小僧が石を投げたら自分の頭上を通過。それを攻撃とみなすのか、それともいつもと同じ実験とみなすのか。日本がつきつけられた課題である。

日本政府は、本土に着弾していないし航空機や船舶に被害がないが厳しく抗議する、といういつもの姿勢である。それで終わる可能性が高い。

1998年に日本列島を通過したミサイル発射の時も「厳重抗議」で終わっている。

トランプであれば軍事行動に移る可能性があるが、そのあとの悲劇的な惨禍を予想すると、やはり手を出せないか・・・。

となると、今回もイタズラ小僧のやりたい放題で終わることになる。日米韓はミサイルが3国のどこかに着弾してほしいと願ってはいないか。そう思えてならない。

その時はイタズラ小僧に立ち上がれないだけの報復を加えられるからだ。

カテゴリー: 北朝鮮,国際政治 ― 2017年8月15日
自動的に大規模報復?

お盆でもいつもと変わらずに仕事場に向かう。電車に乗りながらネットラジオでフォックス・ニュースを聴くと、ちょうど北朝鮮問題について議論が交わされていた。

共和党保守派のコメンテーターが嬉々とした声で言った。

「北朝鮮がミサイルをグアムに向けて撃った時点で、アメリカは大規模な報復をしかける。これはもう自動的に行うべき」

久しぶりに戦争ができると思うと嬉しくてしょうがない・・・そんな思いが言葉の裏側にあるようだった。

現時点でも、私は北朝鮮が撃ってくる可能性はかなり低いと考えるが、万が一の事態もある。それほど金正恩は信じられない男である。

ただその時は北朝鮮の攻撃よりもアメリカ側の報復による死傷者や影響の方が甚大になるはずだ。

戦争に付随する悪影響は米軍の報復で想像を絶するレベルにまで達する恐れがある。金正恩が大胆な行動を起こさないことを願うばかりだ。

North Korea1 115

2011年4月、北朝鮮を訪れた時の1枚。朝鮮人民軍の少将が韓国との国境付近を案内してくれた。

カテゴリー: 北朝鮮,国際政治 ― 2017年8月5日
真剣さが足りない!

北朝鮮がミサイルを発射するたびにメディアはニュースとして取り上げるが、多くの人にとって、すでに「またか」になってしまった。

よほど注視している人か専門家でもない限り、ミサイルの種類に気を配ったりしない。だから 高度が3700キロを超えたICBM「火星14型」が発射されたと聞いても市民の真剣さは増してこない。

さらにトランプが本気で北朝鮮に戦争をしかける可能性をほのめかしても、「他国の話」になってしまった。これが金正恩の狙いであるとは思わないし、そこまで日本人の心を読めていたわけではないだろう。

それでも、現実問題として日本はいま「北の脅威」が脅威でなくなってしまっている。内閣改造の方が国民の関心は高い。

トランプが本当に北朝鮮に先制攻撃をしかけ、朝鮮半島で戦争が起きた場合、地政学的に日本が傍観者でいるわけにはいかないのだ。たとえ数%でも、日本がミサイル攻撃を受ける可能性がある限り、もっと真剣でなくてはいけない。

政府や市民レベルで議論はまったく足りていない。戦うのか、国外に逃げるのか、防空壕を作って逃げ込むのか、それとも政治活動を起こすのかといった具体的な話題がでてきていない。避けて通れない話なのだが・・・。(敬称略)

カテゴリー: Thought for the day,北朝鮮 ― 2016年9月11日
北朝鮮への新たな一手

どうして同じことを繰り返すのだろう。

北朝鮮の核実験とミサイル発射もさることながら、日米韓を始めとする「こちら側」の対応がいつも同じであることに苛立ちを覚える。国連安全保障理事会の対応も同じである。

2006年10月に北朝鮮が1回目の核実験を行ってから、今回で5回目になるが、「強く抗議する」とか「さらなる制裁」を繰り返すだけだ。10年たっても北朝鮮の核実験を止めることはできない。

対応がすでに恒常化してしまっている。日本もアメリカも、安保理の制裁も機能していない。北朝鮮にミサイル発射や核実験をやめさせるためには、次の「新たな一手」が必要なはずだが、そこには踏み込まない。

5回目の核実験後でも、①日米韓の連携を強化し、②中国に北朝鮮への圧力を促しながら、③迎撃ミサイルを含む防衛体制を整備し、④経済制裁をかけることに終始する。

安保理も日米韓も北朝鮮の軍事挑発を止めることに、真剣に対処していないとしか思えない。というより、表面的に制裁や抗議をしながら、実際には北朝鮮に手出しをしないという取り決めができているように思えるくらいだ。

「新たな一手」というのは軍事行動である。北朝鮮の核兵器や弾道ミサイル基地に先制攻撃をしかけるシナリオは、ペンタゴンがすでにシミュレーションとして描いている。韓国軍も加わるだろう。

だが先制攻撃をした後のシナリオを真剣に考えると、全面戦争へと発展する可能性があるため、容易に攻撃もできない。そうなると、これまでのような無益といっても過言ではない制裁や抗議を繰り返すことになるのか。いまのままでは金正恩の考えを変えることはできない。

儒教思想の国家(北朝鮮)にとって、「外のモノは邪悪で内のモノは正義」という見方は確固としたまま何十年も変わらない。5年前に平壌に足を運んだ時に学んだことである。

「新たな一手」があるなら、ぜひ見せてもらいたい。

カテゴリー: 北朝鮮 ― 2013年4月19日
戦争はできない北朝鮮

     north-korea1-096.JPG

(平壌市内に立つ婦人警官)

国会議員を囲んだ定例の勉強会に、朝鮮半島情勢を専門にするT氏が現れた。

もっとも関心があるのは、第一書記である金正恩は本当に戦争をする気があるのかということだ。韓国やアメリカ、また日本に対する脅しはどこまで本気なのだろうか。

最初の質問に対するT氏の答えは、はっきりした「ノー」である。金正恩は米韓と戦争する気などまったくないことが、さまざまな角度からの分析で明らかになっている。

2番目の質問にしても、全面戦争などする気もなければ、準備もできていないことがわかった。単なる空威張りでしかないので、短・中期的な時間軸で北朝鮮が暴発する可能性はほとんどない。

歴史上、どの国も戦時体制に入る前は燃料や食糧など、モノの流れが活発になる。特に北朝鮮の場合、軍備増強のためには石油が必要になる。

北朝鮮は原油を自国内でまったく生産していないので、中国やロシアに頼らざるをえない。戦争をするためには100万トン以上の石油が最低限必要になるが、昨年北朝鮮が輸入した石油は70万トンでしかない。しかも軍事用に使えるのは40万トンだけで、とても他国と戦争をする体勢ではない。

昨年末から石油が通常よりも大量に北朝鮮に渡ったという事実はない。その他物資も、いつも以上に中国から北朝鮮に動いていたというわけではない。

となると、日米韓は完全に北朝鮮の謀略に乗せられたということになる。

ただムスダン発射の可能性はある。それは戦争とは違う。仮に日本かアメリカがミサイル迎撃システムを機能させて撃ち落としたとしても、北朝鮮は報復に出てはこられないというのがT氏の見方だ。

誰もが予想していたことだが、威張りちらすだけで実態がともなわない金正恩の姿があらためて浮かび上がった。