今年、町で見たポインセチアの中でいちばん色鮮やかで、眼を惹いた鉢。
足が止まりました。
またアメリカの話で恐縮だが、日本時間21日午前、トランプがふたたび閣僚のクビを切った。今度は国防長官ジェームズ・マティスである。
表向きはマティスが辞任を表明したとあるが、ペンタゴンを取材する記者によれば「トランプが解雇したと思って間違いない」という。というのも、「マティスは国防長官をずっと続けたがっていたし、年末も中東を訪問して現地にいる米兵の慰問をする予定でいた。だがその予定をキャンセルした」ことからも、トランプによる解雇である公算が強いという。
トランプは昨日、シリアに駐留する米兵2000人の早期撤退を発表したばかり。さらにアフガニスタンにいる米軍の縮小も検討しており、マティスの考える米軍の展開とは基本構想が違っていた。
マティスはヨーロッパ諸国のリーダーや国防担当の閣僚とも意思の疎通ができていた人だった。トランプのシリアからの米兵撤退は時期尚早というのがマティスだけでなく関係国の認識で、米軍が撤退することで「俺たちを置いてけぼりにするのか」と考える他国兵士やクルド人たちがいた。シリアはまだ平和と呼べる段階に到達していない。
トランプはマティスだけでなく周囲にいる国防担当アドバイザーの話を無視するようにして米軍撤退を決めたという。マティスはトランプの考えに反対したと思われるが、トランプに反対すれば結果は解雇、ということになる。
これがトランプのクリスマス・プレゼントということかー。(敬称略)