半年ぶりに渡米し、中間選挙を取材している。
投票日(11月6日)までほぼ半月。市民から話を聴くと、アメリカ社会はいままで以上に分断されている印象が強い。
共和党の人間はトランプを持ち上げ、民主党支持者はトランプの批判が止まらない。
「いまは彼らと仲良くしようという動きもなければ、そんな気もない。トランプが起点になって、家族が分断し、友人が分断し、会社が分断している」
民主党の議員に投票すると言った白人男性は「名前は出さないでほしい」と言いながら、「トランプは先天的といってもいいほどのウソつき」と言い切り、しばらく話を止めなかった。
反トランプのブルーウェーブ(民主党の政党色が青)が広がり、すでに期日前投票で一票をいれた有権者数が4年前の期日前投票数より4倍も多くなっている州もある。だが10月に入ってから焦りを感じた共和党の有権者が反発し始め、接戦になる選挙区も増えており、結果は簡単に読めない。
そんな時、2種類の宝くじでしばらく当選者がでていないことを知った。一等賞金が積み上がって「メガミリオン」と「パワーボール」合わせて1000億円を超えているという。
「買いましょう、買いましょう」
久しぶりにコンビニに行って買い求めた。(敬称略)