堀田佳男 Profile
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カテゴリー: Thought for the day,国際政治 ― 2018年5月10日
奇策としてのノーベル平和賞

ノーベル平和賞をトランプと金正恩に授与するー。私が提案する奇策である。

ここで述べるまでもなく、すでにトランプと金正恩にノーベル賞をという話は出ているが、私が意図するのは将来を見据えた予防効果としての授与である。

どういうことかというと、1カ月もしないうちに米朝首脳会談が実現すれば、両国だけでなく周辺国が北朝鮮の非核化に向けて動きだすはずである。

前向きに捉えれば、東アジアの安全保障上、願ってもないことである。金正恩がいま手にしている核兵器をすべて廃棄する可能性はほとんどないと考えるが、使用させない・売却させないという点に限定すれば可能性がないことはない。

そこで米朝首脳会議が成功裏に終わり、平和協定が結ばれ、両国間に国交が樹立した時にノーベル平和賞をトランプと金正恩に授与するのである。

両首脳にノーベル平和賞受賞者ということを日々意識させることで、戦争という行為にクサビを打ち込むことができる。過激な軍事行動は自ずと自重するようになる。

トランプや金正恩のような人物は、特にノーベル賞の重さを意識するのではないか。妙案ではないだろうか。(敬称略)