バノンが明かすトランプの本音

ドナルド・トランプ大統領(以下トランプ)の右腕と言われた前主席戦略官スティーブ・バノン氏(以下バノン)にインタビューした。

ここではバノンに直接聞いた話だけでなく、以前の言動も踏まえて、特筆すべき点をいくつか記し、今年のトランプ政権の総括としたい。

1つ目はロシアゲートの真偽である。

ロシアゲートは昨年の大統領選にロシア政府が介入し、トランプ選挙対策本部と共謀した疑惑のことである。バノンに真偽を問うと、「完全なフェイクニュースだ」と断言。共謀どころか、ロシア政府が大統領選に関与したことすら認めなかった。

(続きは・・・今もトランプの腹心、バノンが明かす米政権の本音)。

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Photo courtesy of Twitter

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明日の放送メディア出演予定:

 

・12月29日(金)10:25amから テレビ朝日『ワイド!スクランブル

今年最後のテレビ出演です。出演といってもスタジオからの生出演ではなく、26日にトランプ政権について訊かれた映像が編集されて使用されるだけです。

トランプにとっては来年が鬼門になりそうです。ロシアゲートで生き残れば4年間は務まるでしょう。あとは北朝鮮問題をどう収束させるかも大きな課題です。来年もニュースを追い続けます。

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明日の放送メディア出演予定:

 

・12月25日(月)9:00amから 文化放送AMラジオ(出演は11:00am過ぎから) 『くにまるジャパン 極 

今年も多くのテレビ・ラジオ番組から声をかけていただきました。同じ時間帯の別番組からの依頼や突発的な事件(北朝鮮のミサイル発射等)による出演キャンセルなどもいれると100本を超えました。

ありがとうございます。今年は年末まで仕事の予定が入っています。来年もイ・キ・マ・ス!!

今年最後の大物

トランプ政権の前主席戦略官スティーブ・バノンにインタビューした。朝日放送「正義のミカタ」(23日放送)の仕事で、短い時間だったが、バノンの考え方を垣間見た。

ロシア疑惑は完全な「フェイクニュース」と言い切ったが、その時だけ口調が速くなり、より熱くなっていた。ロシア政府が昨年の大統領選に関与したことは間違いないはずだが、それすらも否定してみせた。

北朝鮮については中国がコントロールすべきとの立場だが、日本も十分に有事に備えておくべきと言っていた。

トランプとはいまでも電話で頻繁にやりとりしており、影響力の強さは相変わらずだ。イスラエルの大使館をテルアビブからエルサレムに移転するトランプの判断も、バノンがトランプの背中を押したとの思いを強くした。バノンは親イスラエルで移転推進派だからだ。

人間的にはたいへん深みのある人なので、アルコールを入れながら1時間ほど語りたかったとの思いが強い。

個人的には今年最後の大物だった。(敬称略)

バノン12月17日

(ベルサール渋谷にて。自分の顔がデカイことに驚く・・)