クシュナー対バノン

ジャレッド・クシュナーがいま、蚊帳の外に置かれている――。

言わずと知れたドナルド・トランプの娘婿で上級顧問のクシュナー。ハーバード大卒の秀才がいま、トランプの側近たちから距離を置かれているとの情報が入ってきた。

理由はクシュナーが厳格なユダヤ教徒であるからだ。オーソドックス(戒律厳守)のユダヤ教徒であるため、安息日(金曜日没から土曜日没まで)は基本的に仕事をしないのだ。

サバスと呼ばれる安息日は電気機器を使わないし、火も使わない(料理をしない)といった戒律を守っている・・・(日刊ゲンダイ:ホワイトハウスで内紛勃発 バノンがクシュナーをパージ?)。

Media appearance

明日の放送メディア出演予定:

 

・2月8日(水)10:30amから(出演は11時過ぎから) テレビ朝日『ワイドスクランブル』

トランプの大統領令、トランプ・安倍会談などについての話をします。

斎藤さんだぞ!(2)

昨日の斎藤さんの写真を撮ってくれたのは、トレンディエンジェルの相方たかしさん。

斎藤さんとの写真を「撮って頂けますか」ときくと、まず自分のアップをパチリ。おちゃめな方でした。

takashi2.7.17

斎藤さんだぞ!

Saito2.7.17

バラエティ番組(読売テレビ)の収録。出会ってしまいました・・・斎藤さん。

スタジオの隅で、ジェケットの前を開けてポーズをとってくれました。気さくで感じのいい方でした。

予想通りのマティス国防長官

いまは少しだけ安堵が降りてきている。

何かというと、トランプ政権発足後、放送メディアや講演で私が口にしたことが外れていなかったからだ。

国防長官に就任したジェームズ・マティスが来日して安倍や稲田と会談することが決まった直後、主要メディアは、マティスがどういう態度で2人に望むかわからないと報道した。

無理もない。トランプは同盟国であるメキシコやオーストラリアに対して喧嘩をふっかけた。日本でさえもわからない、というのが大方の見立てだった。

しかもトランプは昨年3月、ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、日本に対して「米軍の全面撤退」をほのめかしていた。日本の核武装のオプションさえ口にしていた。

だがその後は日本の安全保障問題にはほとんど触れなかった。あの発言のあと、専門家にさとされたのだと思った。「日米同盟を軽視してはいけない」という教えである。

トランプは従軍経験がない。軍事教練をほどこす中高にこそ通ったが、安全保障問題は素人である。東アジア問題に精通しているとは思えなかった。

すでにマティスやCIA長官のマイク・ホンペオに、テロ容疑者に対する拷問の是非では「彼らの判断に任せる」と発言していたこともあった。つまり日米同盟を堅持するというマティスの意向がトランプ政権の対日政策になるということだ。

過去2週間で、テレビとラジオ、講演で何度もこの点を述べた。テレビは少なくとも数百万単位の人が観ている。ラジオも全国ネットで流れるので、活字メディアの比ではない。

いまは当たってよかったというのが正直な気持ちであるが、同時に放送メディアの面白さと影響力の大きさ、そして怖さも感じている。(敬称略)