にわかに危険度の増す米ロ核戦争

米国とロシアによる偶発的な米ロ核戦争の可能性が捨てきれていない―。

昨年末、とんでもない言説が核兵器の米専門家から出された。米ロによる冷戦が終わってからすでに25年以上が経っている。それなのに、なぜいま両大国による核戦争というフレーズが使われるのか。

しかも「可能性はある」という聞き捨てならない表現である。言説は偏執的な軍事専門家から出されたものではなく、著名な米大学の研究者によるものである(にわかに危険度の増す米ロ核戦争)。

Putin-Obama1.2.16
Photo courtesy of Lobelog