平成の野口英世

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エイズは近年、ニュースで取り上げられなくなりました。かつては必ず死ぬ病気でしたが、いまは高血圧や糖尿病のように薬で押さえ込める病気になったからです。

世界で最初の治療薬を発見したのは日本の満屋裕明(みつや ひろあき)という医学者です。エイズウイルスの感染経路が不確かな時に実験室にこもって薬を見つけたのです。私は「平成の野口英世」と呼んでいます。

16年前に出した単行本に加筆・修正して文藝春秋社から文庫として出ます。タイトルはエイズ治療薬を発見した男 満屋裕明 (文春文庫)本屋さんの店頭に並ぶのは9月2日ですが、予約受付中です。648円(税込)。

村上龍氏が推薦文を書いてくれました。そしてNHKが9月25日(金)午後10時から、拙著をベースにしたドキュメンタリー番組を放映します。

売れるかしら?