似て非なるモノ

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いろいろな国を訪れていると、ハッとさせられることがある。

いつかどこかで見た風景と重なるからだ。前回のブログ’(ここはどこの国でしょうか )でご紹介した東南アジアの遺跡は、2006年に訪れたグアテマラのティカルというマヤ文明のピラミッドに似ていた(上の写真はティカル1号神殿)。

遠くから見ている時には似ているとは思わなかった。だが近づくと、その相似点に気づいた。

建設された時代はティカルの方が古いが、形状とあたりに醸す空気がとても似ている。ジャングルの中に建ち、時の権力者(王)が造らせ、墳墓としての役割を担っているという点でも酷似する。

それではグアテマラとカンボジアの遺跡に因果関係があるのかと言えば、それは「わからない」としか言えない。都市伝説として語ることは勝手だが、可能性としては低いだろう。

下の写真はアンコールワットの中央塔を真下から撮ったものだ。マヤの方は石灰岩、アンコールワットは砂岩でできている点が違うが、「似てるなあ」と唸ってしまった。

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