テクノロジー失業(以下テクノ失業)が広がっている。

この言葉は2年ほど前から広く使われはじめ、コンピューターやインターネットの発達によって人間が仕事を奪われることを意味する。

言葉は新しくても、雇用市場では何年も前から情報技術の進歩によって事実上の解雇が発生してきた。これまで3人でこなしてきた仕事をIT技術の導入によって2人でできるようになり、1人が解雇されればテクノ失業になる。この潮流が今度、さらに加速してくる(ロボットが人間の職を奪う時代がついに到来)。

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Photo courtesy of Community2business

似て非なるモノ

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いろいろな国を訪れていると、ハッとさせられることがある。

いつかどこかで見た風景と重なるからだ。前回のブログ’(ここはどこの国でしょうか )でご紹介した東南アジアの遺跡は、2006年に訪れたグアテマラのティカルというマヤ文明のピラミッドに似ていた(上の写真はティカル1号神殿)。

遠くから見ている時には似ているとは思わなかった。だが近づくと、その相似点に気づいた。

建設された時代はティカルの方が古いが、形状とあたりに醸す空気がとても似ている。ジャングルの中に建ち、時の権力者(王)が造らせ、墳墓としての役割を担っているという点でも酷似する。

それではグアテマラとカンボジアの遺跡に因果関係があるのかと言えば、それは「わからない」としか言えない。都市伝説として語ることは勝手だが、可能性としては低いだろう。

下の写真はアンコールワットの中央塔を真下から撮ったものだ。マヤの方は石灰岩、アンコールワットは砂岩でできている点が違うが、「似てるなあ」と唸ってしまった。

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予想通りの16候補

 自慢のようになって申し訳ないが、6月5日の当ブログで(アメリカ大統領選:共和党からは16人が出馬か)というタイトルを打ち、その通りになった。

6月初旬の時点では10名だったが、ブログで名前を挙げた16名すべてがそろった。

ずっとアメリカ大統領選を追っていれば普通に読めることなので、何も特別なことではない。ただ日本のメディアで、私と同じ時期にすべての16候補を公表したところはない(たぶん)。

大手の報道機関は予測については非常に慎重で、間違ったことを書いた時には記者だけでなく会社の責任問題につながるので、「普通」のことしか書かない。アメリカのメディアが書けば追随する形で乗っかるだけである。

共和党の16名というのは主要候補だけで、ローカルレベルではもっと多くの候補が出馬している。大手メディアが拾わないだけだ。もちろん、名前の通らない候補が全米で支持を集めることはほとんどない。

共和党はあと1人か2人は出馬してくる可能性がある。民主党はヒラリーを含めて現在5名。 現段階でヒラリーが民主党の代表候補になる可能性は9割と述べておく。

共和党は ジェブ・ブッシュが先頭を走るが、混戦である。それでも来年の今頃はヒラリー対ジェブの対決という、あまりにも「普通」な戦いになっていそうな気がする。

2030年頃から地球はミニ氷河期に突入するー。

英ウェールズで7月9日に開かれた王立天文学会で英国の研究者が驚くべき発表をした。今後15年ほどで、太陽の活動が60%も減衰するというのだ。

英テレグラフ紙を含めたメディアは「ミニ氷河期に突入」というタイトルの記事を打った(地球は2030年からミニ氷河期に入るのか?)。

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Photo courtesy of Gogreencanada