アリャの回数

たまに「偉そうだなあ」と思う。

ブログで書く内容もそうだが、仕事で書く原稿も、あとで読み返すと「エラソー」と思うことがよくある。世間的にいう「上から目線」というものだ。

書いた内容が契機となって社会が変わればまだしも、「それで?」と言われて終わることがほとんどだ。それが現実だろうと思う。

しかも最近はふがいない自分にあきれることが多い。

数年前まで財布や名刺入れ(スイカが入っている)を持たずに家をでることなどなかったのに、このところ数カ月に1度くらいの頻度で「アリャ」と顔をしかめる。

今朝もあった。最寄り駅の改札を入ってから精算機でスイカのチャージをした。そして仕事場のあるJR有楽町駅の改札をでようとしたとき、赤ランプが点灯して出られない。

チェージしたのに、、、。

名刺入れに収めたはずのスイカが入っていない。財布もすみずみまで探した。ポケットの中も鞄の中もあたったがない。子どものように泣きたかった。

スイカを精算機から抜き取らなかった可能性がたかい。すでに誰かに盗られてしまったかもしれないが、ここは日本である。いちおう駅に電話をしてみることにした。

担当者は親切だった。まるで先方がスイカをなくしたと思えるほどの口調である。私のスイカは名前が印字されていないので特定できないとのことだったが、過去2日ほどの電車の使用履歴を伝えると、私のスイカが駅の事務所に届けられていた。

単なる不注意ということではない。何しろ確実に「アリャ」」の回数が増えているのだ。

「アルツ入りましたあああ!」と言われそうなので、認知症診断テストを密かにパソコン上でやってみた。

フー、だいじょうぶ、、、ほっと胸をなで下ろしている。