オバマ、再選に向けて加速

28日早朝、メールをチェックするとホワイトハウスからある知らせが届いていた。

オバマがホワイトハウスで市民との対話を行うという内容だ。いわゆるタウンホール・ミーティングである。これまでも何人もの大統領がこのスタイルで市民との対話をしてきたが、ホワイトハウス内で行うのは初めてだという。

ただホワイトハウスに市民を招くのではなく、インターネットで質問を受けてそれに答えていく。24日の一般教書演説後、再選活動にさらなるエネルギーを傾けはじめた証拠である。

日本のメディアの中には「本格的な再選活動を始めた」といった表現が見られるが、当たっていない。昨年からすでに活発に行っていて、今週オバマが行った遊説先の5州のうち、たとえばコロラド州は過去4ヵ月で3回目である。再選活動を加速したといったところだ。

私はホワイトハウスから定期的にメールを受けとるが、別に私が特別な扱いを受けているわけではなく、単に名前が登録されているからに過ぎない。What do you want to ask me? (敬称略)