デザインを軽視する企業のゆく末

アメリカ企業で最近、小さな論争が起きている。それは今をときめかすIT企業のアップルやグーグルで、その発端を見いだすことができる。

両社はIT企業というくくりだけでなく、21世紀型の企業の代表格として成功を収めているが、製品デザインについては両極といえるほど議論が分かれている。通説にはあまり耳を傾けたくないが、次のような論じられ方をしている。

               

       

                          

「アップルはコンピューター技術者がいるデザイン企業だが、グーグルはデザイナーがいるコンピューター企業」

両社にはそれほどの違いがあるという。IT業界のデザイン担当者と話をすると、「グーグルはデザインという点ではまあまあだと思います。アップルはかなりいい線いっていますよ」

という答えが返ってきた。しかも両社のデザインの決定プロセスには大きな違いがあった、、、、(続きは堀田佳男公式メールマガジン『これだけは知っておきたいアメリカのビジネス事情』)。