龍馬の水

取材で高知に来ている。

東日本から西日本にかけての猛暑は汗の中から汗がわくような感覚で、じっと耐えるしかない。町の中で涼を求めるとすればクーラーの効いた屋内に避難するしかない。それでも目に入るものの多くが新鮮で、取材でいつも体感するアドレナリン・ラッシュがやってくる。

タクシーに乗っても、鮨屋に入っても、こちらから絶え間のないくらい質問をくりだすので、かなり嫌われ者になっていることだろう。それは新しい土地での「知りたい病」と呼べるかもしれない。

「おらんく」とはどういう意味ですか。「チャンバラ貝」というのは二枚貝ですか。昔から「龍馬空港」と呼ばれていたのですか。(それぞれの答えは「おらんく=我が家」、「チャンバラ貝=巻き貝の一種」、「龍馬空港=平成15年からの愛称」)

ミネラルウォーターを買うためにコンビニに立ち寄り、ショーケースを眺めていると、目にとまりました。ご当地の品が。

「龍馬(わし)の水ぜよ」

      dscn0378.JPG

高知県室戸の海洋深層水使用とあるが、他社のミネラルウォーターとの違いは私には識別できず、、、。